2010年07月24日

カスピ海ヨーグルト、独特の粘りの秘密は?




晴れ 独特の粘り、とろとろ物質 「粘性多糖体」 が体に大きく影響


カスピ海ヨーグルトのクレモリス菌の特徴は、乳糖やブドウ糖から乳酸を

つくると同時に、粘性の多糖物質(粘性多糖体)を合成して菌の外に放出

することです。


この粘性多糖体と固まった乳たんぱく質(おもにカゼイン)、それに乳脂肪

が合わさって、カスピ海ヨーグルトの独特の粘り気をもたらしていると考え

られます。


家 カスピ海ヨーグルトのとろとろ物質は、体に対してどういう

  働きがあるのでしょうか?



粘性多糖体は、胃や腸の中で消化されにくいので、食物繊維として働き、

便通をよくする作用があると思われます。


免疫力を高める効果、コレステロールを下げる効果なども期待できます。


フィンランドでは、カスピ海ヨーグルトによく似たヴィリという発酵乳が

市販されていますが、これはクレモリス菌(前回の記事参照)を使ったもの

です。


マウスを使った実験で、ヴィリに入っている粘性多糖体を食べさせたところ

移植したガンの増殖が抑制されたという実験結果が報告されています。


これは粘性多糖体が、免疫機能を高めるためであると考えられます。


また、同じく動物実験で、血清コレステロールあ低下したという報告も

あります。



カスピ海ヨーグルトでの実験は行われていないので、断言はできませんが、

ヴィリのクレモリス菌がつくる粘性多糖体と、カスピ海ヨーグルトのクレ

モリス菌がつくる粘性多糖体は、基本的に同じと考えられています。


なので、カスピ海ヨーグルトにも同様の効果が大いに期待されます。






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posted by 星田幸之助 at 04:57| Comment(0) | TrackBack(0) | カスピ海ヨーグルトの効能は? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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